本年度のスタートである「AMU総会」が5月12日日曜日、中央公民館で行われました。
冒頭の「会長あいさつ」では、めずらしく笑い話はなく、「健康」のお話。
4月中旬にご自身がお腹の調子を悪くした時の「かかりつけ医のひとこと(行動)」が自分を救い、励ましてくれたというお話でした。何でもそのお医者さんは、会長が「どうも具合が悪いので、点滴をしてほしい」と言ったところ、ふだんは点滴などしてくれないお医者さんだったが、「いつも元気な安藤さんが食欲がないとは大変なことだ」と言って(往診までして)点滴をしてくださったということでした。そんなエピソードを聞いて、少し気持ちが和らいだところで総会が始まりました。
まず、昨年度の「活動報告」が西川コーディネーターから(パワーポイントを使って)発表されました。上田わっしょいでのインターナショナル連の勢いのある踊り(行進)、交流フェスタでの数々の素晴らしいパフォーマンスを思い出すような報告でした。また、日本語アムアムで活発な日本語教育が行われていることや教育・進学ガイダンスのお話大会にたくさんの発表者が出てくれたことなど学習事業でも印象的な活動がなされたことがわかりました。他にも、連携事業として高校生との連携・協働の活動が活発に行われたことなど、充実した一年だったと振り返ることができました。
つづく第2号議案は、昨年度の決算報告でした。こちらは、井澤事務局次長から報告されました。監査報告は、本年度 監事となった柳沢監事からの報告でした。
ここで、1号議案と2号議案を合わせて採決となり、「全会一致」で可決されました。
つづいて、本年度の事業計画の審議となり、交流事業を古平部会長が昨年度を振り返り、わかりやすく説明してくれました。つづく学習事業は西 部会長が、提携事業は田中琳副会長が担当して、年間の事業計画と今後の見通しを話してくれました。次は、予算案です。こちらも井澤事務局次長が提案してくれました。
ここで、会員の皆さんに意見・質問を伺ったところ、前会長の村松さんから「上田市全体の傾向として『イスラムについての認識』が向上していないので、AMUとして、もっとポジティブに取り組んでほしい」との要望意見が出されました。会長から、今までも、自治会からの要請で「イスラムのこと」を話す機会はあったが、これからもっと機会をとらえてイスラムの社会に関心がもてるようなイベントを考えるなどしていきたいとの答弁がありました。
そして、第3号議案と第4号議案が一括して採決となり、全会一致で可決されました。
こうして、今年の総会は、とどこおりなく、提案のあった4つの議案は、すべて賛成多数で可決されました。
いよいよ、本年度の活動も勢いよく出発することができます。
これからもAMUの活動にご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
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