11月30日(土)から12月6日(日)まで上田市サントミューゼ アトリエで開催された「外国籍市民のアート展」は、200人あまりの来場者を迎え、無事に終了しました。インドネシアやブラジルなど、多国籍の外国籍市民アーティストが手がけた作品を一堂に集めた本展は、地域の皆様に新たな視点と感動を提供しました。
特に注目を集めたのは、今年初めて展示された陶芸作品。繊細で独創的なデザインは、訪れた方々の目を引き、その技術と美しさに感嘆の声が上がりました。
また、マレーシア出身の美大卒業生が手がけた廃材を利用したアクセサリーも大きな話題となりました。枝豆のパッケージなど、身近な廃材をリサイクルして制作されたアクセサリーは、来場者にサステナブルな未来を考えるきっかけを与えるとともに、ユニークな美しさで感動を呼びました。
陶芸作品(作者の方が花を生けて下さいました)
来場者の声として「作品ひとつひとつにアーティストの背景や文化が感じられ、非常に感動しました。」「廃材を使ったアクセサリーが特に印象的でした。アートの可能性の広がりを感じます。」「陶芸作品の技術と美しさに驚きました。また来年も楽しみにしています!」といった声がありました。
廃材を再利用したアクセサリー「日々豆」 マレーシア出身 キムさんとミャンマー・中国の友達
この展示会は、多様な文化を持つアーティストの視点を共有し、多文化共生の意義を体感できる場となりました。アーティストたちの作品には、彼らの国の伝統や感性が反映されるとともに、独自の創造性が感じられるものばかりでした。
「外国籍市民のアート展」を通じて、多くの方々が異文化に触れ、新たな視点を得ることができたことに感謝します。今後も、多様な文化や価値観に触れる場を提供していきたいと考えています。
コメント