令和6年9月12日(木)駅前ビルパレオにて、上田高等学校1年生による「多文化共生」に関する課題発表会が行われました。本発表会は、1年生が取り組んできた総合的な探求の時間の一環として実施され、地域社会や日本全体でますます重要性を増している「多文化共生」について、外国籍の方へのインタビューや資料を基に自ら考えを深めました。
発表会では、まずAMUの副会長である田中琳さんが「多文化共生とは何か」についてご講演いただきました。田中さんは、自身の経験を交えながら、異なる文化を持つ人々が共に暮らす社会の意義や課題についてお話され、生徒たちにとって貴重な学びの機会となりました。
田中琳さんからは具体的なアドバイスや事例が紹介され、多文化共生に対する理解をさらに深めることができました。
続いて、生徒たちが、自分たちが行った調査やインタビューの結果を元にした発表を行いました。外国籍の方との対話を通じて、生徒たちは多文化共生の現実や、異なる文化との接し方について学び、多様性を尊重することの大切さを実感した様子でした。
本発表会を通して、上田高等学校の生徒たちは、多文化共生が単に異文化を認めるだけでなく、相互理解や協力を通じて豊かな社会を築くことの重要性を学びました。今後もこの経験を生かし、多様性を尊重しながら、地域社会に貢献していく姿勢を持ち続けていくことでしょう。