AMU にとって 1 年で最大のイベント「うえだ多文化交流フェスタ」が 9 月 8 日(日)に上田市中央公民館で開催されました。
今回は昨年よりも規模を拡大し、1 階展示室と 3 階大会議室を会場としました。1 階の展示室では、パネルやパンフレットを用いて世界各地の文化紹介や多文化共生関係団体の活動紹介をする展示ブース、日本の「浴衣」やネパールの「サリー」の試着 体験コーナーなどが並び、様々な角度から上田市における 「多文化」を体感することができる内容となっていました。
昨年に引き続き出展していただいた、AMU の日本語学習支援ボランティアのブースでは、習字体験ができ 、来場者は実際に半紙に字を書いて日本の書道文化を体験していました。

3階の大会議室は、1 階と同様の展示ブースと、世界各地の歌や踊り、様々な楽器の演奏などのステージパフォーマンスを楽しめる内容となっていました。

ステージパフォーマンスで今回初出場となる二胡奏者の田村さんには、 30分にわたり 様々な中国の曲を演奏していただきました。 二胡の表現力の 豊か さと 、日本の楽器にはない優雅な音色に、思わず酔いしれてしまいました。
毎年参加して下さる団体の皆さんも、この日のために練習してきた素晴らしい発表をしてくださいました。

お昼の時間帯には世界各地の郷土料理の試食配布もありました。毎年大人気の試食配布ですが、今年は「世界のお菓子」をテーマに 5 つの国と地域のお菓子の詰め合わせの配布があり、とても好評でした。
このイベントは多文化共生の基礎となる、外国籍住民と地域住民の交流の場づくりを目的として開催しています。今年は約200人の来場者の皆さんが来てくださり、展示ブースや試食、ステージパフォーマンスを通して多角的に異文化に触れ、国際交流をしていただきました。来場者や関わっていただいた皆さんにとって、このイベントが多文化共生について考えるきっかけとなることを願っています。
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