上田高等学校では、提示された課題に対しグループで検討し、解決策を見つけ出していく「フィールドワーク」の取組みを行っています。
上田市多文化共生推進協会(以下、AMU )から提示された「多文化共生社会であるいま。日本人と外国籍市民、それぞれがもつ文化背景、習慣、考え方などの違いや共通点を知り、共感をもって会話することで。その人の(その国)への親近感がもてるようになるのか、試してみよう」という課題に、1 年8 組19 名の学生が先生と一緒に取り組んでくれました。
検討結果の発表会が、2023 年9 月14 日(木)13 時30 から上田駅前ビル・パレオの2階会議室で行われました。
最初にAMU 会員の馬 俊紅さんの「多文化共生について」という講演の後、1 班~4 班に分かれての発表が有りました。
学生が、AMU で外国籍の日本語学習者にインタビューをして、その中から新しい発見や問題点を見つけ出し、討議を重ねて解決策を探って発表してくれました。
・外国人とひとくくりにしないで個人として接する、交流イベントに積極的に参加する
・ゴミの分別等、困っている外国人向けに分かりやすいポスターを英語で作る
・外国人と触れ合う機会やイベントに積極的に参加する
・外国人だと恐れずに分かる単語を言って英語で会話していく
等々の意見があり、高校生の目には「もっと接する機会を増やす事が理解につながる」と映ったようです。
また、2 か月間の課題のない夏休み、七福神は中国では8 人、日本語の難しさ、カルチャーショック温泉などの異文化インタビューならではの内容を盛り込んで発表してくれました。
各班の発表に対してAMU 理事から講評が有り、最後にAMU AMU の安藤会長から全体講評を頂きました。
最後に参加者全員でピース。
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